ミカルディスは私の相棒

高血圧症と診断されてから毎日、降圧剤のミカルディスを服用し続けている。最初は1日1回飲まなければいけないという事が非常にめんどくさいと思っていましたが、今では私の相棒です。

ミカルディスの正しい飲み方と副作用

ミカルディスは高血圧治療薬として高い注目を浴びているものであり、臨床現場においては頻繁に用いられるようになってきました。特に糖尿病の患者や糖尿病のリスクがある患者の場合には第一選択薬として使用されることが多くなっています。ミカルディスは腎臓のレニンーアンジオテンシン系においてアンジオテンシン受容体を阻害することによって降圧作用を示すアンジオテンシン受容体阻害薬に分類される降圧剤です。しかし、その効果はそれだけではないことが明らかになっており、脂肪細胞に働きかけてアディポネクチンを分泌させ、脂肪代謝を促進する効果や、インスリン抵抗性の改善を示す効果が知られるようになっています。そのため、糖尿病の改善や予防に大きな寄与を示すものとして期待されています。ミカルディスの正しい飲み方は医師の指示に従うことが大切です。基本となるのは一日一回40mgを経口服用するというものになりますが、必要な降圧効果の強さは患者によって異なるため、随時血圧管理を行いながら、一日一回20mgの経口服用から始めて最大80mgまでの増量を行って適切な投与量が定められます。その指示にしたがって一日一回服用することが大切です。その副作用として重いものはあまり起こりませんが、血圧が下がりすぎてしまうことによってめまいや頭痛、体のだるさなどを感じることがよくあります。特にそういった症状を感じやすい場合には血圧を測定して下がりすぎてしまっていないかどうかを確認することが大切です。もし、ミカルディスが効きすぎて血圧低下が副作用として生じている場合には減量が必要になる可能性が高く、医師に相談して投与量を再設定することが重要になります。

ミカルディスを飲み忘れてしまった時はどうなるか

高血圧症の治療に用いられているミカルディスは、継続して服用し続けることを求められている薬です。通常、成人なら1日1回、20ミリグラムの錠剤を2錠服用します。症状や年齢に応じて服用量は増減しますが、どれだけ増やしても最大で1日80ミリグラムまでと定められています。このミカルディスは服用量はもちろん、服用するタイミングも重要な薬です。特に食事の影響を大きく受ける薬で、空腹時に投与された場合は食事後に投与された場合よりも血中濃度が高くなることが報告されています。患者の症状によって、医師はこの薬を食前に飲むか食後に飲むかを判断します。ですから医師から食後に飲むように指導されている人が、空腹時にこの薬を服用することは避けなければいけません。薬の血中濃度が上がり過ぎて、血圧が下がり過ぎてしまう可能性があるからです。ではミカルディスを飲み忘れてしまった場合はどうなるのでしょうか。食前に服用するように医師から指示されている人の場合は、飲み忘れに気がついた時点で服用してもかまいません。食前に飲むのと同じ状況ですので、薬の血中濃度をそれほど心配する必要がないからです。気がついた時点で次に服用するタイミングの時間が近づいているのであれば、1回分をとばして次のタイミングで服用しても問題ないでしょう。ただし食後に飲むように指導されている人は注意が必要です。食後に服用するように医師から指示されている人は、空腹時の投与で薬の血中濃度が上がることが心配されている人です。そのような人が飲み忘れたからといって空腹時にミカルディスを服用すると、血圧が下がり過ぎるリスクが発生してしまいます。ですから食後に服用するよう指示されている人は、飲み忘れに気がついた場合でも、必ず軽食など何らかの食べ物を摂取してから薬を飲むようにしましょう。なお、いずれの場合も2回分の薬を1度に服用するのは厳禁です。

ミカルディスを服用したらグレープフルーツはだめ?

高血圧治療においては血圧を下げるために降圧剤を使用するというのが一般的です。それによって血管や心臓、腎臓といった臓器への負担が軽減されることになり、合併症として知られる動脈硬化や心不全、腎不全などを予防していくことができるからです。高血圧自体は重症にならないかぎりはなかなか自覚症状が伴わないものの、こういった合併症のリスクが高いのが大きな懸念材料となる疾患として知られるようになっています。その際に使用される降圧剤にも多様なものがありますが、近年よく使用されるようになってきているものにミカルディスがあります。ミカルディスは臓器保護作用があることが知られており、高血圧において負担がかかりやすい血管や心臓、腎臓を保護してくれることによって合併症のリスクを低減させることができるとして利用頻度が高まってきているのです。他の降圧剤からの切り替えを行う場合もしばしばあり、降圧剤についてある程度の経験がある人だと気にかかりがちなことが一つあります。それはグレープフルーツジュースを飲めるかということです。降圧剤の種類としてカルシウム拮抗薬に分類されるものはグレープフルーツジュースを飲むと肝臓において行われる分解が抑制されてしまうために、血液中の薬の濃度が高まってしまって低血圧などの副作用を生じやすいことが知られているからです。しかし、ミカルディスはカルシウム拮抗薬とは異なって肝臓では代謝されないことからグレープフルーツをとることに特に問題がありません。もしカルシウム拮抗薬を処方されていて、グレープフルーツ好きであればミカルディスへの切り替えを相談するというのも賢い方法でしょう。薬によってこういった特性は異なるのです。